食品添加物とは?#9

こんにちは!

私の記事をご覧いただきありがとうございます。

 

この記事で分かること:

食品添加物との向き合い方

 

今まで散々、

食品添加物を避けましょう、

できるなら無添加で!

と言ってきましたが、

 

全ての添加物が危険なのではありません。

もう一つ言うならば、

危険なものでも適切な量を守れば、

体にたいして影響はないのです。

 

そして、そんな添加物にも、

役割があるから使われているわけです。

 

今回の記事を読んでいただき、

その役割を知ったとき、あなたは、

 

「食生活を変えると言っても、

完璧を求めなくていいんだ!」

と実感することとなるでしょう。

 

その気持ちにさせてみせます!

 

まず、食品添加物の一日の摂取許容量について。

日本で認可されている食品添加物は、

「ある程度の量ならば使用しても問題ない」

と国が認めているということです。

 

では、その許容量とはいったいどの程度なのでしょうか?

 

例えば、危険性挙が高いと挙げられるソルビン酸カリウムの1日摂取許容量は、

体重1kg当たり25mgまでです。

つまり、あなたが体重50㎏ならば、25×50=1250㎎までOKということです。

 

ハム1枚に添加されているソルビン酸カリウムは平均約2mgなので、

1日におよそ200枚食べなければ問題はないという計算ですね。

 

ちなみにこちらも危険性の高い亜硝酸ナトリウムの1日摂取許容量は

体重1kg当たり5mgまでです。

 

もちろん現在販売されている商品は、

この基準を大幅に下回る量しか使用しないようにしているので、

よほど大量摂取をしない限り問題はないと考えて良いということです!

 

でも、やっぱりこう思ってしまいませんか?

「なんだかんだ言っても、無添加食品が一番安全!」

 

私だって、食べすぎなければ安全と分かっていながらも、

やっぱり無添加食品を選びますし。。

 

ですが、その「無添加」って、

「何が無添加」なのか、確認したことがありますか?

 

「え、食品添加物無添加なんじゃないの!?」

と思ったあなた、

それがちょっと違うんです。

 

そもそも食品添加物は、国が認可して初めて商品に使えますよね?

ですが、「無添加」という言葉は行政で定められたルールがないのです。

 

現在使われている無添加と言う言葉には大きく3つの意味があります。

 

①「保存料無添加」「化学調味料無添加」などの一部無添加食品

②原材料には添加物を使用しているが省略している食品

③原材料から最終加工段階まで添加物を排除した食品

 

そのうち、大多数は①か②の無添加食品であり、

③のような「本当の意味での」無添加食品はほぼ販売されていません。

 

ですので、

無添加食品」と書いてある商品を選んでいるから完全無添加

というわけでもないのです。

 

そもそもあなたは、食品添加物がない=危険性がないと考えますか?

 

実は無添加=安全とは言い切れないのです。

 

なぜなら、食品添加物のメリットの一つとして、

「食品の腐敗を遅らせる」というものがあるからです。

 

ここで無添加のデメリットについて挙げてみます。

 

無添加食品のデメリット

純粋な無添加食品だと食中毒リスクが増え、かえって危険性があがる

完全無添加の物は少ないため、探す手間と時間がかかる

無添加食品は高価である

 

これらのデメリットは、全て保存がきかないということが原因です。

 

食品添加物である保存料が使えないため、

食中毒のリスクが上がり、流通経路が限られるので手に入りにくく、

手間がかかるため高価になる。

 

つまり、経済を回すという上では、

完全無添加食品は適さないということです。

 

食品添加物は食の安全に一役買っていたということです!

 

以上、食品添加物について、

新しい視点でお伝えしてきましたが、

どうでしたか?

 

このことから私が言いたいことは、

 

「完璧は求めなくていい。」ということです!

 

完璧つまり、「完全無添加のものしか買わない」

ということをしようと思っても、

そもそも数が少なく、あったとしても高価です。

 

しかも、食品添加物には

食品を守るという正義があるし、

 

中には超危険なものもありますが、

一応、摂取量を守っておけば、大きな影響にはなりません。

 

何事も、さじ加減が必要です。

そうでなければ、絶対に続きません!

 

私の考えとしては、

完璧は求めない、摂取量を守ればいいと言いながらも、

危険視される食品添加物だけはまず避けよう

という考えです!

 

避けれるものは避けていけばいい。

大事なことは、足し算よりも、引き算なので!